数年前に描いた言問橋の水彩画を描きなおしてみた。その頃は上流から眺めると、本所方面には高い建物が少なく、せいぜい墨田区役所くらいしかポイントとなるものがなかったので、橋を絵にするのは難しい作業と云えた。いまもそれは基本的には変わらないが、工夫次第でちょっとした構図をでっち上げることができるようになった。
できたばかりのスカイツリーを、絵の中に取り込めば、こんな構図が得られる。現実のスカイツリーは、言問橋の東北方面にあたるので、こんな構図が実際に見られることはない。
でも絵とは想像力の働く世界だ。写真と違って、構図はいかようにでも作ることができる。しかもありもしないパラシュートの降下風景を、アクセントとして加えることさえできる。
そんなわけで、遊び心からこんな水彩画をでっち上げてみた次第だ。
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