上の写真(ナショナル・ジオグラフィック)は、木星とその衛星を撮影したもの。イギリス人のダミアン・リーチ氏がカリブ海のバルバドスから撮影。地上からにかかわらず、ハッブル宇宙望遠鏡に負けないほど鮮やかに写っている。
右上の衛星がガニメデ(直径5200キロ)、左下のものがイオ(直径3600キロ)、どちらも模様が分かるほど詳細に捉えられている。木星にはガリレオ衛星と呼ばれる大型の衛星が4つあるほか、直径10キロ以下の小さな星屑をあわせると60以上の衛星がまわっていることが確認されている。木星自体は巨大なガスの塊だ。
この美しい写真は「2011年度天文写真コンテスト(Astronomy Photographer of the Year)」で大賞を獲得した。
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