上の映像(NASA提供)はハッブル宇宙望遠鏡がとらえたスターバースト銀河Starburst Galaxy M82。2006年に得たデータをもとに、NASAが合成した映像だ。
上の映像(NASA提供)はハッブル宇宙望遠鏡がとらえたスターバースト銀河Starburst Galaxy M82。2006年に得たデータをもとに、NASAが合成した映像だ。
カナダの10歳の少女が超新星を発見したそうだ。この少女はニュー・ブランズウィック州に住むキャサリン・オーロラ・グレイさん、日頃星を観察することが好きな天文学者の卵だ。今回は知り合いが撮影した天体写真を、父親とともにチェックしているうち、この発見をしたのだという。
我々の住む宇宙は約137億年前に起きたビッグバンに始まり、今でも加速度的に膨張を続けている、通常、物質が膨張すれば先端部分の膨張速度は次第に遅くなるはずなのに、それがかえって加速度的に早くなっているのは、暗黒エネルギーの働きによる。これが今日多くの物理学者たちが描いている、宇宙の生成プロセスについての共通理解だ。
今年(2011年)は、太陽の活動にとって、新たな極大期に向けての転換点の年となりそうだ。今後太陽の活動は活発化し、2013年の5月頃にピークを迎えると、米海洋大気局(NOAA)宇宙天気予報センターのJoe Kunches氏は予想する。
上の写真(ESA提供)は、ハッブル望遠鏡のデータとチャンドラヤーンのX線データをもとに合成された天体のイメージ。超新星爆発の残骸で、赤いリングはハッブルがとらえた超高温のガス、その内側の青っぽい模様はX線がとらえたガス状の物質だ。その美しさが、天空のオパールのようでもある。
今年の冬は、ヨーロッパと北アメリカが強い寒波に襲われている。これらの地域は、昨年の冬もやはり強い寒波に見舞われた。
上の写真(ナショナルジオグラフィック提供)は、銀河同士が衝突した現場をとらえたもの。衝突の結果二つの銀河はひとつの大銀河になった。II Zw 096 と名づけられたこの新しい銀河を、NASAのスピッツァー宇宙望遠鏡が、赤外線でとらえたものだ。
昨日21日の夕方、2007年8月から3年半ぶりに皆既月食があった。東京地方では、曇天のために見られなかったが、北海道ではくっきりと見えたそうだ。(上の写真は札幌のテレビ塔にかかった皆既月食の様子:朝日新聞提供)
宇宙探査機ボイジャー1号が、長い旅路の末、太陽圏の端に到達したと、NASAが発表した。
我々の宇宙は別の宇宙のブラックホールの内部に埋め込まれており、また、我々の宇宙内部にあるブラックホールは、その中に別の宇宙を含んでいる、こんな衝撃的な仮説を展開しているのは、インディアナ大学の物理学者ニコデム・ポプラウスキー Nikodem Poplauski 氏。
日本が打ち上げた金星探査衛星あかつきは、残念ながらミッションの遂行に失敗した。
1990年代からこれまでの比較的短い期間に、500もの太陽系外の惑星が発見されたが、いづれも天の川銀河系内のものばかりだった。最近になってやっと、天の川銀河以外の起源をもつ惑星が発見された。
日本の小惑星探査機はやぶさが地球に持ち帰った小惑星「いとかわ」の微粒子状の構成物質、これを研究することにより、小惑星の謎の解明が進むだろうと期待されている。
アメリカ、メリーランド州の学校教師が1979年に観察した超新星爆発は、新しいブラックホールを誕生させていた、こんな事実が最近、米ハーバード・スミソニアン天体物理学センター(Harvard-Smithsonian Center for Astrophysics)などの研究チームによって確認された。
天の川銀河の中心部から、ふたつの巨大な泡が吹き出ている、米ハーバード・スミソニアン天体物理学センター(Harvard-Smithsonian Center for Astrophysics)の天文学者Doug Finkbeiner氏らが、米航空宇宙局(NASA)が公開したフェルミ・ガンマ線宇宙望遠鏡の観測データを分析した結果、こんな結論に達したそうだ。
我々のいる天の川銀河にもっとも近い大銀河はアンドロメダ銀河 Andromeda Galaxy M31だ。それでも太陽系から250万光年も離れたところにあるから、人間の力で到達できるところではない。またその大きさは直径22万光年というから、約10万光年の天の川銀河よりひとまわり大きい。
上の写真(AFP提供)は、銀河系を真上から見たところのイメージ図。カリフォルニア大学・バークレー校の研究チームなどによれば、このなかには太陽と同じような恒星が2000億個も存在し、地球型の惑星も460億個存在するだろうという。どちらも気の遠くなるような数字だ。
複数の惑星を持つことで知られる天体 Gliese581 に7個目の惑星が発見された。しかもこの惑星は、ハビタブルゾーンに位置していることから、生命が存在する可能性があるという。
ハッブルがとらえた干潟星雲 M8 Lagoon Nebula の画像を、ヨーロッパ宇宙機関 ESA が公開した。(上の写真:AFP提供)
ハッブル宇宙望遠鏡が1995年にとらえていた惑星状星雲「砂時計星雲」Hourglass Nebula の映像を、このたびNASAが公表した。写真(AFP提供)から連想されるように、形が砂時計に似ているところからこう名づけられた。
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