マザーグースの歌


クリスマスがやってくる Christmas is coming (マザーグースの歌:壺齋散人訳)

  クリスマスがやってくる ガチョウが丸々と太った
  おじさんの帽子の中に1ペニー硬貨を投げておやり
  1ペニーがなかったら 半ペニーでもいいよ
  半ペニーがなかったら ファージング硬貨でもいいよ
  ファージング硬貨もなかったら どうしようもないね

イタチが跳んだ Pop! goes the weasel (マザーグースの歌:壺齋散人訳)

  桑の実畑の周りを
  サルがイタチを追いかける
  これは愉快だ サルは満悦
  ポーンとイタチが跳んだ

テディ・ベア Teddy bear (マザーグースの歌:壺齋散人訳)

  テディベア テディベア
  地面に触れてごらん
  テディベア テディベア
  ぐるっとまわってこらん
  テディベア テディベア
  お靴を見せてごらん
  テディベア テディベア
  それでいいのよ

ウィー・ウィリー・ウィンキー Wee Willie Winkie (マザーグースの歌:壺齋散人訳)

  ウィー・ウィリー・ウィンキーが街を行く
  ナイトガウンを着て階段を上り下り
  窓を叩いて鍵穴から呼びかける
  「子どもたちは寝たかな? もう10時じゃぞ」

アリの兵隊 The ants go marching (マザーグースの歌:壺齋散人訳)

  アリの兵隊がひとりずつ フレフレフレー
  アリの兵隊がひとりずつ フレフレフレー
  アリの兵隊がひとりずつ行く
  一人がとまって指をしゃぶった
  みんなはいっせいに地面に臥して
  雨を避けた ゴーゴーゴー

オールド・キング・コール Old King Cole (マザーグースの歌:壺齋散人訳)

  オールド・キング・コールは愉快なお方
  愉快なお方はコール王
  パイプを持ってこさせ ボールを持って来させ
  ついでに三人のバイオリン弾きを連れて来させた
  バイオリン弾きはひとつづつバイオリンをもち
  ひとつづつのバイオリンをバイオリン弾きがもった
  どれをこれも比べようもなくすてきに見える
  コール王とバイオリン弾きとバイオリン

マフィン売りの男 Do you know the Muffin Man (マザーグースの歌:壺齋散人訳)

  マフィン売りを知ってかい?
  あのマフィンを
  売る男を
  マフィン売りを知ってるかい?
  ドルーリー通りに住む男

メリーの子羊 Mary had a little lamb (マザーグースの歌:壺齋散人訳)


  メリーの子羊
  雪のような綿毛
  メリーの行くところ
  どこでもついて行く

ラヴェンダーは青い Lavender's blue (マザーグースの歌:壺齋散人訳)

  ラヴェンダーは青い ララ ラヴェンダーは緑
  僕が王様なら ララ 君は女王さ
  誰があなたに ララ そういったの?
  それは僕の ララ 心がいったのさ 

鐘が鳴る Ding, Dong, Bell (マザーグースの歌:壺齋散人訳)

  リーン リーンと鐘が鳴る
  子猫ちゃんは井戸の中

マザーグースのおばさん Old Mother Goose (マザーグースの歌:壺齋散人訳)

  マザーグースのおばさんは
  散歩がしたくなったときは
  ご亭主の背中にまたがって
  空中を飛び回るんだとさ

  するとジャックのママがやってきて
  マザーグースを捕まえると
  その背中にまたがって
  月まで飛んでいったとさ

へそ曲がりのメリー Mary, Mary, quite contrary (マザーグースの歌:壺齋散人訳)

  メリーったら 本当にへそ曲がり
  あなたのお庭の様子はどう?
  銀の鈴や 貝殻や
  女の子たちが並んでいるの

小人の亭主 I had a little husband(マザーグースの歌:壺齋散人訳)

  わたしの亭主は小人なのさ
  わたしの親指ほどもない
  コップの中に住んでいて
  太鼓を叩いて遊んでいるのさ
  小さな鼻をぬぐうには
  布の切れ端で十分なのさ
  ストッキングをとめるのも
  ちっぽけなガーターで十分なのさ

子猫がベッドで寝てるわけ Why is Pussy in bed (マザーグースの歌:壺齋散人訳)

  子猫がベッドで寝てるのは何故?
  「病気なのさ」とハエがいった
  「もしかしたら死ぬかもしれない
  それでベッドで寝ているのさ」

踊って見せてごらん Dance to your daddy(マザーグースの歌:壺齋散人訳)

  パパに踊って見せてごらん
  わたしのかわいい坊や
  パパに踊って見せてごらん
  わたしの小さな紳士
  魚を一匹あげよう
  ふかひれをひとつあげよう
  タラも一切れあげよう
  船が大漁で戻ってきたら
  そしたら魚の肝油を
  鍋でゆでてあげよう
  パパに踊って見せてごらん
  わたしの小さな紳士

ウィリー坊や Willy boy (マザーグースの歌:壺齋散人訳)

  ウィリー坊や どこへ行くの
  よかったらご一緒しましょうか
  「牧場へ行って 牛を世話して
  干草作りを手伝うのさ」

お母さんがわたしを殺した My mother has killed me (マザーグース:壺齋散人訳)

  お母さんがわたしを殺して
  お父さんがわたしを食べたの
  兄弟たちはテーブルの下にいて
  わたしの骨を拾って床下に埋めたの

ファイフの小屋 In a cottage in Fife(マザーグースの歌:壺齋散人訳)

  ファイフの小屋の中に
  亭主と女房が住んでいた
  へんてこりんな夫婦なのさ
  何故って驚いたことに
  二つの目でものを見たり
  舌を動かしてしゃべるからさ

蜜蜂の群 A swarm of bees in May (マザーグースの歌:壺齋散人)

  5月の蜜蜂の群は
  干草いっぱいの価値がある
  6月の蜜蜂の群は
  銀のスプーンの価値がある
  7月の蜜蜂の群は
  ハエほどの価値もない

アイスクリーム Ice cream (マザーグースの歌:壺齋散人訳)

  僕は叫ぶ
  君も叫ぶ
  みんなで叫ぼう
  アイスクリーム!

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