マザーグースの歌


マザーグースの歌から「吹け 吹け 風よ」Blow, wind, blow!(壺齋散人訳)

  吹け 吹け 風よ!
  回れよ風車!
  粉屋が粉を
  ひけるように
  パン屋がそれで
  パンを焼いて
  みんなの朝ごはんに間に合うように

マザーグースの歌から「可愛い子猫ちゃん」Hey my kitten, my kitten(壺齋散人訳)

  可愛い 可愛い 子猫ちゃん
  おしゃまで おてんばな 子猫ちゃん
  なんて可愛らしいのでしょう
  このあたりで一番の器量よし

  さあさあ一緒に 跳ねましょう
  さあさあ一緒に 飛びましょう
  前へ進み 後ろに下がり
  ぐるっと一回り 回りましょう

マザーグースの歌から「ウサギのパイ」Rabbit, rabbit, rabbit pie(壺齋散人訳)

  ウサギの ウサギの ウサギのパイ
  是非買っといで 奥方たち
  でないとチビちゃんが泣き止まないよ

マザーグースの歌から「ガア ガア ガチョウさん」Goosey, Goosey, Gander(壺齋散人訳)

  ガア ガア ガチョウさん
  よちよちどこへお出かけ?
  階段を上って下りて
  奥様のお部屋へいくの

  そこにいる旦那さまが
  お祈りをしないので
  後ろ足をつかまえて
  ひっくり返してやるの

マザーグースの歌から「陽気な粉屋」There was a jolly miller(壺齋散人訳)

  陽気な陽気な粉屋さん
  ディー川のほとりに住んでいた
  年中歌いながら働きます
  ヒバリにおとらぬひょうきん者
  歌にはお気に入りの文句があって
  こんな風に繰り返します
  “ヤッホー ヤッホー ヤッホッホー
  おいらはひとりで生きてくだ
  誰の世話にもならねえだ“

マザーグースの歌から「ひとりのおばあさん」There was an old woman, and what do you think?(壺齋散人訳)

  ひとりのおばあさんがいたってさ
  食べ物と飲み物で暮らしてたってさ
  食べ物と飲み物があればご機嫌だけど
  そのかわりいつもじっとしていない

  パンやさんにいってパンを買って
  もどってくるとおじいさんが死んでた
  教会にいって鐘鳴らしてもらって
  もどってくると生き返ってた

マザーグースの歌から「ロビンと猫」Little Robin Redbreast(壺齋散人訳)

  赤い胸のロビンは枝の上
  子猫が上ると ロビンは下りる
  子猫が下りると ロビンは逃げる
  捕まえてごらん そういうと
  ロビンは壁に飛び上がる
  子猫は追いかけて 落ちそうになった
  ロビンがからかうと 子猫は言った
  ニャーオニャーオ ニャーオ
  その間にロビンは飛んでった

マザーグースの歌から「陽気な鐘」Merry are the Bells(壺齋散人訳)

  鐘が鳴る鳴る 陽気な鐘が
  僕らも陽気に 陽気に歌おう
  カランコロンと 楽しく愉快に
  鐘のように 元気になろう

マザーグースの歌から「メリーさんの小鳥」Mary had a little bird(壺齋散人訳)

  メリーさんの小鳥は
  明るくて黄色い羽
  脚が細くて それはそれは
  素敵なやつなんだ

  甘い歌声は いつも
  メリーさんをうっとりさせる
  メリーさんは籠にしがみついて
  カナリアに耳を傾けるんだ

「マザーグースの歌」から「バンベリークロス」Ride a cock horse to Banbury Cross(壺齋散人訳)


  駄馬に乗ってバンベリークロスに行こう
  白い馬にまたがった淑女に会おう
  指にリング つま先にベルをつけて
  楽しい音楽を聞かせてくれるよ

「マザーグースの歌」から「バビロンまで何マイル?How many miles to Babylon(壺齋散人訳)

  バビロンまでは何マイル?
  60と10マイルさ
  ろうそくの灯りをたよりに行けるかしら
  ああ行って戻ってこれるさ
  君の足が軽くてすばしこいなら
  ろうそくの灯りをたよりに行ってこれるさ

「マザーグースの歌」から「アップルパイ」An Apple Pie(壺齋散人訳)

  アップルパイって おいしそう
  誰だって一切れ食べたくなるわ
  でも本当に味がわかるためには
  一切れだけじゃ足りないかも
  二切れ目のおねだりをしないように
  ねえママ 大きく切ってちょうだいね

二羽のブラックバード There were two Blackbirds:マザーグースの歌(壺齋散人訳)

  二羽のブラックバードが
  丘の上にいましたとさ
  一羽の名はジャック
  もう一羽の名はジル

  飛んでいけ ジャック
  飛んでいけ ジル
  戻って来い ジャック
  戻って来い ジル

マリーゴーラウンド Sing song, merry go round(壺齋散人)

  歌おうよ メリーゴーラウンド
  飛び上がって月までいこう
  ジョニーが1ペンス見つけたよ
  さあさあ 歌を歌いましょう

小さな時計 The Little Clock:マザーグースの歌(壺齋散人訳)

  小さくて可愛い時計が
  教室の中に立っています
  そして二つの小さな手で
  時刻を教えてくれます

  私たちも時計のように
  きれいなお顔でいましょうね
  そして二つのおテテで
  正しいことをしましょうね

スカボロー・フェアScarborough Fair:イギリスのバラード(壺齋散人訳)

  スカボロー・フェアに行くのなら
  パセリ セイジ ローズマリー&タイム
  どうかある人を訪ねて欲しい
  わたしがかつて愛した人を

10人のインディアン Ten little Indian boys (マザーグースの歌:壺齋散人訳)

  10人のインディアンの男の子 食事に出かけた
  一人が咽喉を詰まらせて 9人が残った

ライオンと一角獣 The lion and the unicorn (マザーグースの歌:壺齋散人訳)


  ライオンと一角獣が王冠をめぐって戦った
  ライオンが一角獣を打って街中を追い掛け回した
  街の人は二人にパンやケーキをやったりしたけど
  とうとう太鼓を打ち鳴らして追い出してしまった

漕げ漕げお舟 Row, row, row your boat (マザーグースの歌:壺齋散人訳)

  漕げ漕げお舟
  優しく流れを下れ
  楽しく 楽しく
  人生なんて夢のよう

谷間の農夫The farmer in the dell :マザーグース(壺齋散人訳)

  谷間を耕す
  お百姓
  えっさら ほいさら
  お百姓

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